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健康・美容 病気

手のひらや足裏にできた気にになる皮疹って?

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掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

掌蹠膿疱症は、手のひらや足の裏などに膿の溜まった皮疹ができる病気です。発症するのは40~60歳代に多く、男女差はありません。

他の部位や他人には感染しない

通常、膿疱は、細菌などの感染によって生じますが、この病気は細菌や真菌(かび)などが存在しない無菌性です。

そのため、触っても他の部位や他の人に感染することはありません。

膿疱はカサブタとなり、皮膚の最表層である角層がはがれ、また新しい膿疱が別の場所にできるということを繰り返します。ですが、痒みを感じることは少ないです。

また、肘や膝に乾癬のような皮疹ができたり、爪が肥厚(ひこう)・変形したりすることもあります。個人差はありますが、さまざまな部位に関節症状がみられることもあります。

とくに、1割ぐらいの方は、「胸鎖関節炎」といった鎖骨周辺の前胸部に痛みを伴った腫れなどが生じることもあります。

炎症やアレルギーと関連も?

扁桃炎や副鼻腔炎、胆嚢炎、虫歯など、他の部位による慢性炎症があることで発症したり、症状を悪化させたりすることもあります。このような病変を「病巣感染」といいます。また、罹患者の多くが喫煙者なので、タバコとの関連があるといわれています。あるいは、金属アレルギーが関連しているのではないかなど、さまざまな要因が考えられていますが、はっきりとはわかっていません。

病巣感染や金属アレルギーなどの関与が判明した場合、さまざまな判明した場合、それらを治療することで治癒が期待できます。

扁桃炎であれば、扁桃炎の除去を虫歯であれば、原因となっている金属の除去など行います。例えば、歯の治療で用いた歯科金属が原因だった場合、除去することで非常に効果が現れることがあります。

また、先に述べた通り、関節症状がある場合、抗炎症鎮痛薬を用いて痛みを抑えます。いずれの場合でも、禁煙することをおすすめします。

さまざま検査をしても原因が分からない場合、症状を抑えられための対症療法を行うことになります。

薬物療法や光線療法を行う

対症療法としては第一に選択されるのが薬物療法です。これには、ステロイド外用剤(副腎皮質ホルモン軟膏)、あるいは活性型ビタミンD3が外用剤が用いられ、膿疱を抑えます。

症状に合わせ、炎症や角化を抑える「エトレチナート(ビタミンA誘導剤)」、あるいは白血球の働きを抑える「ミノサイクリン(抗生物質)」の内服を行うこともあります。そうした治療で効果が見られない場合は、光線治療法(紫外線治療)を検討します。

光線治療には、「PUVA治療」「ナローバンドUVB」「エキシマライト」などがあります。近年、多く使われるようになっているのが、「エキシマライト」と呼ばれるターゲット型光線治療法です。

「ナローバンドUVB」などの全身型(広範囲型)とくらべ、病変部にだけ的を絞って紫外線を照射することができるので、病変部以外の色素沈着や皮膚乾燥などの副作用をさけることができます。1回の照射時間が10数秒程度と短い上、1~2週間に1回の治療で効果があります。

症状に応じた対応をする

症状に応じて、いくつかを組み合わせて治療を勧めますが、治療効果の現れ方には個人差があります。

基本的には治りにくく、治療に長い時間を要することが多く、関節症状がひどければ、整形外科やリウマチ科などと連携した治療を行うことも必要です。

他者には感染することはないものの、その見た目から、感染者の生活の質が低下してしまう可能性があります。

気になる症状があれば、早期に皮膚科の専門医を受診し適切な治療をおすすめします。

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